大分移住手帖

おおいた暮らし体験オンラインツアーレポート〜豊後高田市・生活編〜

アバター 青木 奈々絵

ホームページやパンフレットだけでは伝えきれない、大分の魅力や実情を発信するため、移住を検討する方に「おおいた暮らし」をイメージしてもらうオンラインツアーが開催されました。「大分市・仕事編」「別府市・コミュニティー編」「豊後高田市市・生活編」と全3回のうち、今回221日(日)に行われ「豊後高田市・生活編」の様子をレポートしていきます。

*まち歩きツアーはyoutubeにてご覧いただけます

サポート盛りだくさん!大分県の移住支援施策

県の移住担当者が、大分県の気候や温泉などの基本情報をはじめ、移住にまつわる最新情報について説明するとこからスタート。大分県への移住者は近年増加傾向にあり、宝島社より発刊される情報誌『田舎暮らしの本』では「移住したい都道府県ランキング」で8位に位置するなど、徐々に人気になっているそうです。

移住者の集まる豊後高田市のまち歩き

まち歩きのガイドを務めるのは、家族で移住し、黒毛和牛を育てながら司会業なども行う「さとう牧場」の佐藤花舞さん、「MIKAI BAMBOO」の名前で活動している竹藝家の麻生あかりさん、豊後高田市で「株式会社new focus」を起業したカメラマンの麻生和也さん。自身も移住者である3人が、豊後高田市内の人や場所を巡り、まちの魅力を伝えてくれました。

香々地エリアに位置するさとう牧場

 

まず最初に訪れたのは、ガイドを務める佐藤さん家族が運営するさとう牧場。ここでは牛舎ではなく、広大な土地に放牧をして黒毛和牛を育てています。

佐藤さんは、ご主人の「牛を飼いたい」という希望があり、豊後高田市に牛飼いの師匠がいたことをきっかけに移住したそう。今まで都市部でしか生活してこなかった佐藤さんは、移住する前は「田舎は不便」と思っていたそうですが、今はなんでもネットで欲しいものが手に入ったり、買い物や遊びの場も身近にあるため、特に不便は感じていないと言います。

「豊後高田市の良いところは?」という問いかけには、「何もないところが良いところだと思う。何もないからといってそれが退屈なのではなく、やはり自然が何よりも一番だなと感じます。」と、充実した移住生活を語りました。

レトロな雰囲気漂う昭和の町

 

続いて訪れたのは、観光地としても有名な「昭和の町」。昭和30年代をテーマにまちづくりがされている昭和の町は、町全体がレトロな雰囲気漂い、映画の撮影地としても使われています。

 

商店街を通りかかったツアーガイド佐藤さんのお母さんに偶然お会いし、「豊後高田市の暮らしは食べ物も美味しくて物価も安い、そして人が優しいです。毎日温泉に入っていて、ここ近年は風邪を引いたことがないんです。とてもいいところにきたと思っています。」と温泉が身近な暮らしを話してくれました。

「肉のかなおか」の3代目、金岡さん

昭和の町に店を構える「肉のかなおか」の金岡さんもUターン移住して店を引き継いだそう。近年は県外から移住して開業される方も多く、幅広い年代の方がまちを盛り上げているそう。地域の集まりにも移住者が増えてきたことを実感すると、活性化される地域の様子を話してくれました。

佐藤:豊後高田市にはファミリー層が多く移住している印象です。また、まちを歩いていてもいろんな人が子どもたちに声をかけていて、地域に育てられている感覚があります。お店を通して地域や移住者の方との交流もあって、人のあたたかさを日々実感します。

豊後高田市では、移住促進に向けた行政側のバックアップがたくさんあります。子育て支援では、医療費が高校生まで無料や、小中学校の給食費が無料など、他にはない特別な補助、サポートがあって家計も助かっています。

ツアーガイドが語る「移住したきっかけ」

麻生さん夫妻は豊後高田市を移住先に選んだ理由を教えてくれました。

和也:豊後高田市のケーブルテレビの仕事で豊後高田市に2年ほど、毎週通っていました。撮影という仕事柄、地域の少し深い部分を見ることが多く、地域の方との交流もありましたね。当時からどこかで起業したいとは考えていたんですが、豊後高田市にはたくさん空き家があって、面白い物件を見つけたこともあって豊後高田市での起業を決めました。

妻であるあかりさんも豊後高田市の竹を使って創作活動をしていますが、お知り合いの移住者の方は自営業をされている方が多いという印象だと話します。豊後高田市の地域ではどのような仕事があるのでしょうか。

和也:市内には工業団地もあります。小さい町だけど、意外と食品会社や大手の会社も入っているので、割と就職希望でくる方も多いそう。仕事と少しだけ他の要素を踏まえて住みやすい環境を求めている方が多いと思います。

一方、佐藤さんは牧場をされていますが、最近は牛飼いも移住者に人気なので、土地を探すのが大変なんだとか。農地の場合もそうですが、新規就農の方が増えてきたことで農地に適した土地を探すことも大変なんだそう。農家や牧場に挑戦したいと考えている方は、早い段階で土地を探すなど、計画的に動いてみるといいそうです。

気になる移住後の生活事情

宮井(司会):今回は「生活編」ということで実際に暮らしを聞いていきたいと思いますが、普段はどのように暮らしていますか?

あかり:仕事をして、息抜きで市内や近隣の温泉にくつろぎに行ったり、海岸に沈む夕日が有名な真玉海岸など海も山もすぐ近くにあるので、出かけることも多いです。都心のように一箇所に人やものが集まっているというよりは、いろんな場所に点在していて、アクセスしやすいので市内外問わずいろんなところに行きます。移動することもリフレッシュにつながるので、車社会ということもこういう場所の利点なのかなと思っています。

宮井:統計によると、大分県全体の傾向では東京、福岡など首都圏からの移住者が多いそうですが、周りの方にはどのような方が多く移住されているのでしょうか。

和也:自分たちの周りには特に関西圏の方が多いという印象ですが、やはり首都圏から来る方が多い気がします。年代でいうと、仕事を退職されたリタイア世代やファミリー層も多いです。豊後高田市は移住支援が整っていることもあって、幅広い層が移住している印象です。

素朴な疑問に先輩移住者が答えてくれる

最後は視聴者参加型の相談会。

視聴者からの質問では、北海道の方から気候に関しての質問も。「北海道とはだいぶ違う気候だと思いますが、湿度が高いのは気がかり。大分の湿度はどうですか」という質問。

あかり:豊後高田市では特別気になるような湿気はないと思います。押入れがカビだらけになるようなことはないですね。選ぶ物件や地域にもよるのかもしれませんが、夏は暑いし冬は九州でも冷え込むので、関東と似た気候なのかなと思いますね。

多く寄せられた質問の中には「移住してから困ったことはありますか。」という質問も。

あかり:利便性をどこまで求めるかにもよると思います。地域によっては虫がすごく出ると聞くことも多いですが、うちにはそこまで出ません。私自身は車は使わず、公共交通機関を使って生活していますが、特に不便を感じることはないですね。宇佐駅が最寄りになるんですが、宇佐駅から豊後高田市の中心部までバスや車で10分ほどで行くことができます。日常では大きな坂も少なく平坦な道が多いので、自転車や徒歩でも過ごせると思います。

最後に

行政のサポートが整った豊後高田市では、幅広い層の方が豊かな暮らしを求めて移住されているようです。大分県では移住していただける方を募集しています。今回のツアーをきっかけに、大分県や豊後高田市を訪れてみてはいかがでしょうか。ぜひ、昭和の町や自然豊かな地域の魅力に触れてみてください。

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青木 奈々絵

大分県杵築市へ移住。地域おこし協力隊として移住支援活動を行う。国東半島に伝わる七島藺(しちとうい)に惹かれ、工芸の技術を習得し、杵築七島藺マイスターとしても活動している。農家民泊の開業を目指して、築150年の古民家をセルフリノベーションに奮闘中。

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