新型コロナウイルス流行による緊急事態宣言の外出自粛等で、今まで暮らしてきた生活について考える機会が多く、働き方や働く場所、会社のあり方が大きく変わった時代とも言えます。
新型コロナウイルスの流行より少し前から、日本政府が進める働き方改革の一環として「ワーケーション」という言葉が出てきました。
新型コロナウイルスの流行による働き方の変化で加速したのが、ワーケーションやリモートワーク ではないでしょうか。そして、いまこれらの働き方により、東京一拠点集中型の働き方から地方でのワーケーション型の働き方や地方への移住に関心が高まっています。
大分県内18市町村別のワークスペース、宿泊施設、観光施設を一挙ご紹介
大分県に移住や定住を考えている方に「大分県におけるワーケーション施設」として、県内18市町村別でコワーキングスペースやワークスペース（働く場所）、宿泊施設（お試し移住施設を含む）、代表的な観光スポットを全３回に分けてご紹介していきます。
大分市
高崎山をはじめとする、さまざまな山の豊かな緑に囲まれ、東部沿岸は天然の良港、豊予海峡に面しています。また、各都市との陸、海上における交通も充実しています。優れた都市基盤と海・山・川の自然の恩恵、その両方をバランスよく兼ね備えたまちです。
▶▶▶ コワーキングスペース
azito
「azito」は、大分駅から徒歩４分の場所にあるコワーキングスペースです。azitoの前には、大分の人気店『10 COFFEE BREWERS（テン・コーヒー・ブルワーズ）』があり、仕事の合間にもホッと一息できる環境が整っています。
▼ 基本情報
住所：大分市金池南１丁目５番１号 コレジオ大分２F
ＴＥＬ：０９７ー５５４ー５８０１（AM１０：００ーPM６：００ 平日）
ＵＲＬ：http://collegio-oita.com/azito/
▶▶▶ 大分市の観光スポット
ＯＰＡＭ（大分県立美術館）
大分県立美術館『OPAM』は、＜出会いと五感のミュージアム＞をテーマに大分県にゆかりのある作家の作品や国際的な視野に立った自主企画展、さまざまなワークショップなどを開催しています。外観は＜街に開かれた縁側としての美術館＞として、日常的に人が集まるような仕掛けがあり、建築設計は世界的にも有名な建築家・坂茂（ばん・しげる）氏によるものです。
▼ 基本情報
住所：〒８７０–００３６ 大分県大分市寿町２番１号
ＴＥＬ：０９７－５３３－４５００
ＵＲＬ：http://www.opam.jp/
佐伯市
南部から西部にかけて祖母傾国定公園の一角をなしており、東部では270キロメートルにも及ぶ美しいリアス式海岸が日豊海岸国定公園に指定されています。豊後水道の海の幸、広大な森林、清流に育まれた山の幸など豊かな自然の恵みに溢れています。
▶▶▶ワークスペース 兼 宿泊施設
さんかくワサビ
さんかくワサビは、2019年10月にオープンした、宿泊料金を宿泊者本人が決める投げ銭宿です。市内中心部に立地し、コンビニやスーパーへのアクセスも良好です。館内にはWi-Fiも完備されており曜日毎に食べられるランチも必見です。佐伯の住人と旅人との出会いの場にもなっています。
▼ 基本情報
住所： 大分県佐伯市内町５０７
ＴＥＬ：０９０－５７４９－７３５５
ＵＲＬ： https://sankaku-wasabi.com/
▶▶▶観光スポット
豊後二見ヶ浦
豊後二見ヶ浦は、大分県佐伯市上浦の日豊海岸国定公園内にある海岸で、佐伯市の名勝にも指定されています。夫婦岩の間から昇る日の出や、年末年始のライトアップされた姿も魅力的で、初日の出スポットとしても人気があります。
▼ 基本情報
住所：大分県佐伯市上浦大字浅海井浦
ＵＲＬ：http://saiki-kankou.com/kamiura/2017/09/3863
臼杵市
城下町の風情ある町並みや、国宝臼杵石仏を代表とする多くの磨崖仏が現存する歴史と文化の町です。また、海と山に囲まれており、豊後水道の海の幸や、化学肥料や農薬を極力避けて作られた「ほんまもん農産物」といった山の幸が豊富です。
▶▶▶ワークスペース 兼 宿泊施設
臼杵市では市役所の運営するお試し移住施設が２カ所あります。
臼杵ハウス（短期用）
純日本式の臼杵ハウスは、日本庭園と縁側がステキな短期滞在用のお試し移住施設です。オール電化で無料Wi-Fi、駐車場（３台）、家電一式、自転車などが完備されています。
▼ 基本情報
所在地：大分県臼杵市大字戸室小野２番地（久保１組）
ＴＥＬ：０９７２ー８６ー２７３３
ＵＲＬ： https://www.city.usuki.oita.jp/docs/2017011000019/
野津ハウス（中長期用）
アメリカにあるような洋式のお試し移住施設は、庭も広く開放的で屋内も窓が多いため、明るい日差しが入り込んできます。こちらも短期用同様、オール電化で無料Wi-Fi、駐車場（３台）、家電一式が完備されています。
▼ 基本情報
所在地：大分県臼杵市野津町大字野津市４５６番地
ＴＥＬ：０９７２ー８６ー２７３３
ＵＲＬ： https://www.city.usuki.oita.jp/docs/2017011000019/
▶▶▶ 観光スポット
臼杵石仏（磨崖仏）
臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻された磨崖仏です。1952年に国の特別史跡に指定されました。また1995年には、磨崖仏として日本初、彫刻として九州初の国宝に指定されました。彫刻の質の高さにおいて、日本を代表する石仏群です。
▼ 基本情報
所在地：大分県臼杵市大字深田８０４－１
ＴＥＬ：０９７２－６５－３３００（臼杵石仏事務所）
ＵＲＬ： https://sekibutsu.com/
津久見市
大分県の南東部に位置し、豊後水道に面した市です。農業では「甘夏」発祥の地であり、みかん栽培が盛んです。また漁業も盛んで、マグロやブリなどの養殖も活発に行われています。近年では、イルカとふれあえる体験型施設「つくみイルカ島」が観光客に人気です。
▶▶▶ コワーキングスペース
現在、準備中です。
随時更新致します。
▶▶▶ 観光スポット
写真：©︎津久見市観光協会
つくみイルカ島
うみたま体験パーク「つくみイルカ島」は、2011年4月2日にオープンした、イルカと人間の「ふれあい・癒し」をテーマにした体験型施設です。海を利用したダイナミックなイルカパフォーマンスや動物たちとのふれあいを体験でき、大人も子どもも楽しめるレジャー施設です。
▼ 基本情報
所在地：〒８７９－２６８３ 大分県津久見市大字四浦２２１８番地１０
ＴＥＬ：０９７２－８５－３０２０
ＵＲＬ：http://www.tsukumi-irukajima.jp/
竹田市
大分県の南西部に位置し、熊本県と宮崎県に接しています。九州を代表する山々に囲まれ、「名水百選」にも選定された竹田湧水群を有するなど、水と緑があふれる自然豊かな地域です。歴史的にも奥豊後の中心として栄え、今なお、その時代を感じさせる街並みがあります。
▶▶▶コワーキングスペース
農村回帰 城下町交流館 「集」（シュウ）
「集」は竹田市への移住に興味のある方たちの相談窓口や、移住者と市民の交流・情報交換の場として活用されています。またワークショップなどのイベントも定期的に開催しています。目の前には竹田図書館もあり、調べ物もすぐできます。Wi-Fi完備で無料ドリンクもあります。
▼ 基本情報
所在地：〒８７８－００１３大分県竹田市大字竹田１９９５ー１
TEL：０９７４－６３－０１３３
▶▶▶ワークスペース 兼 宿泊施設
たけた駅前ホステルｃｕｅ
豊後竹田駅から徒歩３分のところにあるゲストハウスです。蔵を改装したゲストハウスは、趣があり古き良き日本の佇まいを見せてくれます。１Fにはパン屋「かどぱん」が併設されており、美味しいパンやコーヒーを飲みながら仕事することもできます。cueは、竹田を訪れる観光客と地元の人が交流できる憩いの場になっています。
▼ 基本情報
所在地：〒８７８－００１２ 大分県竹田市竹田町５６０－１
ＴＥＬ：０９７４－６３－０１７９
ＵＲＬ：https://solairodays.com/
▶▶▶ 観光スポット
長湯温泉（ラムネ温泉）
ラムネ温泉は、世界でも稀有の炭酸泉湧出地・長湯温泉を代表する温泉です。美術館も併設した温泉の建物は、建築家・藤森照信の設計によるもので、とても可愛らしい建物となっています。世界最大の旅行口コミサイト・トリップアドバイザーの「行ってよかった！日帰り温泉ランキング2015」にて全国2位に選ばれるなど県内外からの観光客にも人気の温泉です。
▼ 基本情報
所在地：〒８７８－０４０２ 大分県竹田市直入町大字長湯７６７６－２
ＴＥＬ：０９７４－７５－２６２０
ＵＲＬ：http://www.lamune-onsen.co.jp/
豊後大野市
大分県の南西部に位置し、九州で唯一、日本ジオパークとユネスコエコパーク両方に認定された、自然豊かな場所です。「大分の野菜畑」と呼ばれ、県下有数の農業生産地としても有名です。また、国指定重要無形民族文化財に指定された御獄流神楽をはじめ、獅子舞や白熊など数多くの郷土芸能が残っています。
▶▶▶ワークスペース 兼 宿泊施設
ゲストハウスＬＡＭＰ豊後大野
祖母山の麓にひっそりと佇むゲストハウスです。中心部から車で1時間ほどの静かな山奥にありがならWi-Fiが完備されており、自然の中でゆっくりしながら仕事をすることができる施設です。最近では施設内にフィンランド式サウナもオープンし、心もカラダもリラックスできます。
▼ 基本情報
所在地：大分県豊後大野市緒方町尾平鉱山５７
ＴＥＬ：０９７４－４７－２０８０
ＵＲＬ：https://lamp-guesthouse.com/bungoohno/
▶▶▶ 観光スポット
原尻の滝
田園地帯の真ん中に突如現れる幅120m高さ20メートルの滝で、上空から見ると美しい弧を描いており、 東洋のナイアガラと称されています。日本の滝百選にも選ばれています。 また気軽に滝そばまで歩くことができるので、間近で滝を見ることができます。
▼ 基本情報
所在地：大分県豊後大野市緒方町原尻９３６－１
アクセス：ＪＲ緒方駅より車で１０分
ＵＲＬ： https://www.bungo-ohno.com/
まとめ
今回ご紹介したエリアは、大分市を中心に海沿いや熊本・宮崎の県境の大自然あふれるエリアになります。 佐伯〜豊後大野〜竹田エリアはユネスコエコパークにも認定されているエリアで、身近に自然を感じることができます。漁業や農業も盛んな地域ですので、美味しい食材が集まっています。仕事と観光と食を一度に楽しむことができるでしょう。大分県で、炭酸泉につかったりアウトドアサウナに入ったりと、存分にその土地を満喫できる場所で仕事をしてみるのはいかがでしょうか。
